親の心配が、子どもの選択を小さくしていないか? レジリエンスを育むために

親の「心配」が、子どもの選択を小さくしていないだろうか

「失敗しないように」
「傷つかないように」
「遠回りしないように」

子どもを思うとき、
私たちの頭に自然と浮かぶ言葉です。

それは愛情です。
間違いなく、守りたいという気持ちです。

でも、ときどき立ち止まって考えます。

その“心配”は、
子どもの選択肢を広げているだろうか。
それとも、少し小さくしてしまっていないだろうか。

心配はブレーキになりやすい

親が強く心配しているとき、
子どもは敏感にそれを感じ取ります。

「やめておいた方がいいんだな」
「チャレンジしない方が安心なんだな」

言葉にしなくても、
空気は伝わります。

心配が強いほど、
子どもは無意識に“安全な選択”を選ぶようになります。

でも、安全な選択ばかりを重ねた先に、
本当にその子らしい人生はあるのでしょうか。

遠回りは、無駄ではない

失敗する。
傷つく。
うまくいかない。

どれもできれば避けさせたい。

でも実は、
その経験の中でしか育たない力があります。

  • 自分で立ち直る力
  • 考え直す力
  • 人に頼る力
  • 本音を知る力

誰かに守られ続けた子は、
転び方を知らないまま大きくなってしまうこともあります。

転ばないことより、
転んでも立ち上がれることの方が、
人生では大事かもしれません。

「転んでも立ち上がれる力」は、
教育用語で「レジリエンス」(再起力)と呼ばれます。

「守る」「信じる」は違う

守ることは大切です。
でも、すべてを先回りして取り除くことではありません。

Trimの教室では、
子どもが選ぼうとするとき、

「それはダメ」ではなく
「どうしてそれを選びたいの?」と聞きます。

危険なら止めます。
でも、不安なだけなら、止めません。

大人の不安と、
子どもの挑戦は、
必ずしも同じではないからです。

心配を“応援”に変える

心配がゼロになることはありません。

でも、
「失敗しないように」ではなく
「失敗しても戻っておいで」に変えることはできます。

「傷つかないように」ではなく
「傷ついたら一緒に考えよう」に変えることもできます。

心配は、
ブレーキにもなるし、
安心の土台にもなります。

どちらになるかは、
大人の関わり方次第です。

子どもの未来は、
大人が用意するものではなく、
子ども自身が選んでいくもの。

その選択肢を広げる存在でありたい。

Trimの教室は、
そう思いながら日々子どもたちと向き合っています。

親の「心配」が、子どもの選択を小さくしていないだろうか

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