子どもへの尊敬を忘れていないか「感謝と尊敬」の話【後編】

前編では、WBCを通して
「感謝と尊敬」について考えました。
そしてこの話は、スポーツだけの話ではありません。
実は、私たちの身の回りでも
同じことが起きているのではないかと思うのです。
それは、子どもとの関わりの中です。
子どもが
挨拶できる。
勉強に向かう。
友達と関わる。
最初は
「すごいね」
「よくできたね」
と声をかけていたはずです。
でも、それが続くと
少しずつ変わっていきます。
できて当たり前。
やって当然。
そして、できなかったときだけ
目につくようになる。
「なんでできないの?」
「ちゃんとやりなさい」
でも本当は、
子どもにとってそれは当たり前ではなく、
積み重ねてきた結果です。
挑戦して、
失敗して、
少しずつできるようになってきたこと。
その背景を見なくなったとき、
私たちは無意識のうちに
「尊敬」
を手放してしまっているのかもしれません。
子どもは、大人のまなざしにとても敏感です。
認められていると感じると、
また挑戦しようとする。
でも、
当たり前だと思われていると感じると、
挑戦することをやめてしまうこともあります。
だからこそ、大切なのは
当たり前にしないこと。
できていることを、
ちゃんと見ること。
そして、言葉にして伝えること。
「すごいね」
「よく考えたね」
「そこ工夫したね」
その一つひとつが、
子どもの次の一歩につながっていきます。
Trimの教室では、
挑戦していること
考えていること
人と関わっていること
それを、当たり前にしません。
一つひとつを認め、
対話して、振り返る。
だからこそ子どもたちは、
また挑戦することができます。
感謝と尊敬がある場所には、安心があります。
安心がある場所には、挑戦があります。
そしてその先に、成長があります。
私たちは、子どもに対して
どれくらい「尊敬」を持って
関わっているでしょうか。
感謝と尊敬は、特別なものではなく、
日常の中で育てていくものなのかもしれません。
